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【データで分析】高知県の最低賃金・年収は低すぎる?実際に住んで理由がわかった

高知
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高知県に住んでみてつくづく感じるのは賃金の安さ

そしてその割にスーパーの商品が安いわけでもなく、しかもガソリン価格は150円以上と全国でもトップレベルの高さです。

自然が多く都会と比べればストレス面は少ないんだろうけど、商業施設も少なく若い人にとってはある意味「つまらない」場所かもしれません。

高知県に移り住んできて感じた「なぜ年収や賃金が安いの?」ということについて解説していきます。

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高知県の平均年収は低い

年収の低さに驚く人

高知県の平均年収について調べてみました。他県から来て思うのは、

どの求人も見ても基本給が20万を超えてない!

地方、そして人口減少が顕著な場所で高待遇を望むなんて無謀だけど、やっぱり働く側としては給料は大事ですよね…。

「他県と比べて高いの?低いの?」と思い実際に都道府県別の平均年収をみてみると以下の通りになりました。

順位都道府県平均年収
1東京都448
2神奈川県439
3千葉県418
4栃木県415
5茨城県413
6埼玉県412
7静岡県410
8愛知県405
9山口県401
10滋賀県400
11兵庫県400
12三重県398
13群馬県396
14長野県395
15岡山県393
16大阪府390
17香川県387
18岐阜県386
19広島県385
20島根県385
21石川県385
22宮城県385
23京都府384
24福島県383
25大分県383
26岩手県382
27奈良県381
28富山県381
29山梨県380
30熊本県379
31佐賀県379
32福井県378
33鹿児島県377
34福岡県374
35北海道373
36和歌山県372
37長崎県372
38秋田県371
39愛媛県368
40山形県367
41宮崎県367
42高知県366
43青森県365
44新潟県363
45鳥取県361
46徳島県361
47沖縄県343
DODAより引用

調べるサイトによっても違いはありますが、基本的には1位が東京で最下位が沖縄になってます。

高知県が上位にくることはまずありません…。

高知県と全国平均を比較すると
  • 全国平均:386万円
  • 高知県:366万円

うーん、やっぱり低い。ランキングでも42位なのでけっして満足できる順位ではないですね。

どうでしたか?平均より高かった?それとも低かった?

高知県の初任給も低い

ちなみに初任給について大卒・高卒で都道府県別に調べてみました。

単位:千円
初任給順位都道府県大卒高卒
1東京215.5175.040.5
2神奈川210.4174.236.2
3埼玉209.9169.540.4
4京都208.3170.238.1
5大阪208.1169.638.5
6愛知207.2168.239.0
7静岡206.0171.134.9
8千葉205.3170.834.5
9広島204.5166.538.0
10三重204.3164.140.2
11岡山204.3165.738.6
12兵庫204.0168.036.0
13奈良203.6165.538.1
14茨城203.1167.535.6
15香川202.7167.235.5
16栃木202.5162.739.8
17福岡202.0161.740.3
18富山201.8164.237.6
19山梨201.0166.834.2
20滋賀200.8167.833.0
21岐阜200.4166.933.5
22福井199.5167.132.4
23長野198.2163.634.6
24和歌山197.8159.738.1
25北海道197.6158.639.0
26鹿児島197.3153.643.7
27宮城196.8157.539.3
28徳島196.5154.542.0
29石川196.3168.228.1
30山口196.2164.531.7
31山形195.1151.543.6
32新潟193.9164.729.2
33佐賀193.2155.637.6
34高知192.3154.138.2
35岩手191.6148.842.8
36愛媛191.3161.429.9
37熊本191.1156.534.6
38長崎190.9148.542.4
39宮崎190.9154.136.8
40島根189.6155.833.8
41青森189.4151.937.5
42群馬188.9166.322.6
43大分188.9156.432.5
44福島188.2158.929.3
45鳥取185.3153.332.0
46沖縄180.5148.132.4
47秋田179.7146.932.8
厚生労働省平成30年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況より

高知県の初任給額を全国平均と比べると

【大卒】

  • 全国平均:19万7千9百円
  • 高知県:19万2千3百円

【高卒】

  • 全国平均:16万1千8百円
  • 高知県:15万4千1百円

大卒と高卒の差はなかなか縮まりませんが、やっぱり高知県は全国平均よりも低かった。

地方で人口100万人もいない県で平均を超えるのは無理だけど、この金額を見ると若い人たちが大都市に移っていくのは至極当然なのかもしれないね…。

企業によって金額は違うだろうけど、そもそも大企業といえる会社が高知にどれだけあることか…

高知県の最低賃金

バイトやパートなどを探す際に時給を重視すると思いますが、高知県の最低賃金はというと…

高知県の最低賃金

高知県の最低賃金:762(厚生労働省高知労働局より…2019年6月現在)

全国ワースト2位の賃金。

下がることはなく、年々上昇してはいるんだけど、1000円以上が当たり前の東京や神奈川と比べればやっぱり見劣りしてしまいますね。

例えば同じ仕事量・内容で働いたとしても、

  • 東京で1時間働いた場合:1000
  • 高知で1時間働いた場合:762

この場合なら1時間あたり238円も違うし、8時間働けば1904円の差が生じる…

人口も規模も違うので比較するのは難しいけど、やっぱり時給が高いほうが良いに決まってますよね。

高知県はなぜ賃金が低いの?

賃金の低さに悩む人

そもそも給料や賃金って、雇われの身からすれば企業から支払われますよね。

企業が給料を払うには、商品やサービスを提供することで利益を得ないといけない

その利益を得るにはお客さんに買ってもらわないといけない

客が何かを買うにはお金が必要

お金を得るには働かないといけない

ただ働くにしても、賃金が低いと自由に使えるお金も少なくなるわけで…。

そうなるとお客さんの購入頻度・金額は減るし、そのぶん企業に入るお金も減って利益も減ります。

利益が減れば、当然従業員に支払う賃金の上昇は見込めませんよね。

基本的にはこんな感じの流れで賃金が決まっていくわけですが、なんで高知は賃金が低いんでしょうか?

本題の「高知はなんで賃金が低いのか?」について個人的にその理由を考えてみました。

企業誘致による活性化が図れない

大型の商業施設や全国チェーンの飲食店・アパレルショップ・スーパーなどの数が少ない!

高知に初めて来たときに感じたことです。笑

県内の大型ショッピングモールといえばイオンモール高知くらいしかないですよね。

もっといろんなお店に行きたいのになぁ…服を買えるお店も少ないし

若い人ならこう思うのは当然だと思いますが、なんせ若い人が楽しめるお店がほとんどない!休日に家族と一緒に出掛けられる場所やお店もありません。

なんで少ないのかというと理由は単純。企業からすれば、

高知への出店はメリットよりもデメリットのほうが多いから

です。企業なのでボランティアではなく利益優先。高知に初出店するとなれば、

  • 土地・建物などの出店スペース
  • 商品を運ぶ物流や輸送コスト
  • 人件費

などいろんな費用が必要になります。

高知以外の四国3県であれば、本州から橋を渡るだけで商品を届けられますが、高知となるとそこからさらに山を越えなければなりません。

まして南海トラフが確実にくると言われてますからね…。新規出店はリスクしかありません。

「そこまで費用をかけて利益を出せる見込みがない」と判断されることが多いので、なかなか全国チェーンも入ってこないんですね。

薄利多売のディスカウント系のチェーン店が県内に少ないのもこのためです。

新しいお店が増えれば雇用も生まれて消費も活発になりますが、個人のお店にとっては大打撃。

高知のように自営業が多い場所に全国チェーンが出店しようとしても、

ここには商業施設じゃなくて広場が必要でしょ!!

と大反対されることが多いので、結局出店できず…ということもあります。

高知に限らず、地方に大型のショッピングモールが出店しようとすると、特にJAやJFから猛反発されることが多いですね。

地域のお店を守るのも大事なことなので、双方がwin-winになるのは難しいところ。

人口流出・減少が顕著

高知県の人口が減りすぎ!これは異常なレベルで減少し続けてます。

80万人(平成18年)→約70万人(令和元年)に減少…高知県推計人口データより

この12年間で約10万人も減少してます。人口70万人といえば岡山市1つぶんですよ?

上記でも説明したように、若い人が求めるものって、商業施設賃金生活のしやすさ利便性安全性などです。

お子さんがいる家庭や高齢者にとっては自然が多いので最適な環境かもしれませんが、

大学に進学して学生生活をエンジョイしたい!

大学卒業後はバリバリ働いて稼ぐぞ!!

という若い人にとっては、正直なところ高知県は魅力ある場所ではないはず。

さらに南海トラフで深刻な被害を受けるとも言われているので、進学や就職を機に県外へ出ていく人も多いですよね。

人口が減れば消費者も減るので、企業の利益確保も難しくなり、ますます賃金の上昇が難しくなってしまいます。

消費者が少ない

人口が少ない=そもそもの消費者が少ないので、地域に落とされるお金も限られます。

なので観光に力を入れるのも大事なことです。ただ他県から高知に行くのも大変なんだよね…

今までのまとめにはなりますが、

人口の流出・減少→消費者が減る→企業の利益も減る→給料を上げられない→労働者は賃金が安いまま→自由に使えるお金が無い→企業の売上につながらない→利益が減る…

という負のサイクルになるので、なかなか年収アップや賃金の上昇が難しいんですね。

とはいえ国が最低賃金を上げようとしているので、高知県でも上がり続けるとは思います。

ただ経営側としては「上げたくても上げられない」というのが本音かもしれません。

高知県の賃金はもっと上げられないのか

残念ながら難しいと思います。今後も上がっていくとは思いますが、「時給が1000円を超える」というのはまだ無理そうです。

中小企業が多い高知だと、急激に賃金を上げても経営を維持しきれず、新しい人を雇用するのも難しくなるためです。

単純に「賃金が上がれば良いことだらけ」というわけでもないんですね。

対策としては上記で述べたことを改善して、なおかつ高知県民が地域にお金を落とす「地産地消」をすること。

地域にお金を落とさないことには企業も潤わないし、給料にも反映されません。

ついついネットでポチってしまいがちですが、地場のスーパーで商品を買ったり、個人のお店で買い物をしたりして、高知の企業を応援しましょう!