高知県が将来的に直面するであろう問題、それは南海トラフ大地震です。高知県民なら全員が意識しておくべき課題ですよね。
避難ルートの確認や食料・飲料の備蓄はもちろんですが、「高知市津波SOSアプリ」なるものが制作されていたってご存知でしょうか??津波避難ビルの確認・救助要請も可能なこの災害対策アプリを紹介していきます。
高知市民だけではなく、高知に住んでいるならぜひインストールしてほしいアプリです!
南海トラフへ備えて非常食も準備しておきましょう!
高知市津波SOSアプリって何ができるの?
高知市津波SOSアプリっていったい何ができるの…?と思われる方がいると思うので簡単に説明しておくと、
という3つのことが可能です。これだけではちょっと抽象的でわかりにくいかもしれないので、1つひとつ見ていきましょう!
避難ビル・タワー・高台を探せる
高知市津波SOSアプリでは、身近な避難ビル・高台を探すことができます。市内を歩いていると、
こういうマークを目にしたことありますよね??地震が発生後、津波から避難するために活用できるビルなのですが、この津波避難ビルが「市内のどこにあるかわからない!」という人も多かったのではないでしょうか?
かくいう私も良くわかってませんでした…。ですがこのアプリには、
津波避難ビル・高台がわかりやすく示されています!しかもマークをタップすると、
建物の画像・収容可能人数まで書かれています。
実際に地震が起きた時にこの建物が倒壊していなければ大丈夫ですが、「行ってはみたけど崩れていて避難できなかった」「定員オーバーで中に入れない」という可能性もあるので、事前にいくつか候補を絞っておくことも必要かもしれませんね。
救助隊へSOSが送れる
119番通報しなくとも、このアプリから直接救助要請が可能です。避難人数や連絡事項など、災害時に必要な情報を簡単に送信できるので安心!といきたいところですが、災害時にこのアプリがちゃんと動作するのか等の不安は残ります…。
「スマホが手元にある」ことが大前提なので、スマホがない場合はどうしようもない…。災害時でも、肌身離さず持っておくことが大事になってきます。
スマートフォン同士でやりとりが可能
そもそも、インターネットにつながっているのが大前提なわけですが、つながっていない場合はどうなるんでしょうか…?
インターネットにつながっていなくても、スマホ同士で救助要請のやり取りが可能とのこと。
万が一ネットにつながっていなくても、アプリを起動していれば、他の誰かのスマホに自分の救助要請が受信され、また他の誰かのスマホに届き…ということを繰り返して、救助要請を転送できるようですね。
ただ、これにはいろいろと制約があるようで
など、「どんな状況でもスマホ同士が通信できる」というわけではありません。まぁこのあたりはどうしようもありませんね…。
個人的には、倒壊した建物に閉じ込められてもSOSを発信できる方法も必要だと思いますが、まずは今できる対策から始めるのが大事ですね!
アプリだけではなく個人でも南海トラフ対策を
アプリも役に立つはずですが、それだけで満足していてはいけませんよ!個人でもしっかり対策をしておきましょう。個人でもできることといえば、
などがあります。「いつかやろう」と思っていても、なかなかできないものです。
ですが突然その日はやってきます…!対策をしすぎても損はしないので、高知に住んでいるなら今からでも備えておきましょう。
ちなみに上で挙げたことは我が家でもやっていることです。他にも対策があれば教えてください!
高知市津波SOSアプリのインストール
ダウンロード・インストールはこちらからどうぞ。使用方法・注意書きもアプリ内から見ることができます。
高知市津波SOSアプリ
高知市防災対策部防災政策課無料posted withアプリーチ
無料なのでこの機会にぜひアプリを入れておきましょう!インストールしている人が増えれば増えるほど、スマホ同士で救助要請のやりとりができる可能性も広がります。
誰かの命を救える可能性が増えるので、1人でも多くの方にインストールしてほしい!あなたの周囲の人にも「こんなアプリあるよ」と紹介をお願いします!
避難経路の確認・スマホバッテリーの確保・食料飲料の備蓄もしっかり準備しておきましょう。ホントにいつ・何が起こるか分からないので…!
津波の浸水想定区域も併せて把握しておきましょう。高知市津波ハザードマップ