高知市内帯屋町にある老舗の洋食レストラン「コックドール」のランチへ行ってきました。メニューも紹介していきます。
- ハヤシライス
- オムライス
- ステーキ
など昔ながらの味・メニューを楽しめるお店です。
1951年(昭和26年)の戦後に開業した歴史あるお店で決して安いとはいえない価格ですが、外観を始め店内の雰囲気や従業員の方の接客などは、今流行りのお店には絶対に真似できない「奥ゆかしさ」も感じました。
- 瀬戸内寂聴
- 王貞治
- 五木寛之
- 山本一力
- 渡辺淳一
など多くの著名人に愛され、昭和天皇の料理番も経験されたお店のお味やメニューとは果たして…?
高知帯屋町「レストラン コックドール」
帯屋町商店街の大通りから少し離れたところにお店はあります。離れたとはいっても上にはアーケードがあるので雨の日でも濡れることなくお店に到着できますね。
白い外観が目印ですが、建物自体は綺麗で見た目だけでは65年以上も歴史のあるお店にはとても思えません。
お店前には本日のおすすめやランチメニューが掲載されています。これを見ても価格は決してリーズナブルとは言えませんが、1000円前後の単品メニューもありました。
お店前にあった看板を読んでみると、現在は息子さんが調理場を担当されているそうですが、父である創業者の方は昭和天皇の料理番もされたことがあるそうですね。
「甦る伝統の味 オムライス・ハヤシライス」という店頭の文字がいつも気になっていたんですが、戦後から営業されている伝統の味って気になって仕方ない…。
中でもハヤシライスが有名ですが、さっそく店内へ入ってみましょう!
【メニュー】ハヤシライスやオムライスも
店内は落ち着いた空間。ご高齢のベテラン女性従業員の方の親しみやすさ・丁寧さを兼ね備えた接客には脱帽です。メニューや料理を運んでくださる中でも一言、二言声をかけてくださってその声色がとても心地いい。
メニューなんですが、セットなども含めるとかなりの種類があって全部挙げてたらキリがないので単品を中心に説明していきます。
これでもほんの一部です。
特製ハヤシライスをはじめ、グラタンやドリア・パスタやカレー・ステーキなどもありました。
シャトーブリアンステーキ(18000円)などの高価なメニューもありますが、全体的に価格は高めで私のような庶民にはなかなか手が出しにくいお値段の品も。
今回は、
- オムライス
- ビーフ煮込みカレー
を注文です!
昔ながらの味を堪能
こちらが特製ビーフ煮込みカレー。牛肉と玉ねぎがゴロゴロ入っていて具だくさんです。
しっかり煮込まれていて、ほとんど噛まずとも牛肉がとろけていく…。だけど玉ねぎはシャキッとした食感が残っていて美味しい。
見た目の派手さ・オシャレさはないですが、正々堂々味で勝負!というお店の意気込みがこちらにも伝わってきますね。ごちそうさまでした。
お次はオムライスです。
オムライスはキレイな楕円形でずっと眺めてられるほど。オーソドックスにケチャップソースです。
ふわふわ・トロトロのオムライスのお店が多く、それはそれで美味しいんだけど、薄い卵の生地1枚で全体を包んだこの昔ながらのオムライス。
中のケチャップライスは薄い・濃いわけでもなくホントに丁度いい味付けで、玉ねぎのシャキッとした食感も残されています。
食後にはコーヒー・プリンのついたセットだったので、こちらも従業員の方がベストタイミングで持ってきてくださいました。
ぷるっぷるのプリンにカラメルソース。そしてこの器とくればこれだけで雰囲気バッチリでどう撮影しても映えます!甘すぎず、食後のスイーツとしてもペロッと食べられる丁度いい量。こちらも美味しくいただきました!
気軽に毎日行けるお店ではないですが、何かの記念日や観光などで高知に立ち寄った際におすすめのお店。
今回ハヤシライスは食べれませんでしたが、各界の著名人が愛した歴史ある味をこの機会にぜ味わってみては?
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