高知の観光名所といえば仁淀ブルー!そして水質1位にも輝いた仁淀川にかかる沈下橋も見どころの1つです。
晴れの日には橋全体を見回すことができ高知でしか眺められない絶景ですが、雨天など天候が悪いときには「沈下橋」という名の通り濁流にのまれて橋が沈んでしまう…という美しさと荒々しさの2面性を持つ橋ですね。
今回はその沈下橋の中から、
- 浅尾沈下橋
- 片岡沈下橋
を紹介していきます!映画の舞台にもなっていたり、観光地としても有名ですが地元住人の方の生活の基盤になっている橋でもあります。
アクセス方法なども説明していきますが、専用駐車場はありませんのでご注意ください。
浅尾沈下橋は映画の舞台にもなっている
浅尾沈下橋は昭和49年に完成。全長121mで映画「県庁おもてなし課」「君が踊る、夏」の舞台にもなっている。
浅尾沈下橋は県庁おもてなし課など映画の舞台としても使われた沈下橋です。全長は100m以上あるので、歩いて渡ると思ったよりも距離がありました。
高知駅からだと車で約1時間ほどはかかります。仁淀川にかかる県道18号の橋を北へ進めばすぐ到着。それでもわかりにくいと思うので、マップで示しておきます。
周辺にはバス乗り場があり、ここに車を停めていいのかな?と思って近づくと「駐車禁止」と書かれていました…。残念ながら駐車場ではないため車を停める場所がありません…。
付近には青色の看板で「浅尾沈下橋」と表記してありました。
私は「あさお」と呼んでいたのですがローマ字表記によると正しくは「あそ」と読むんですね。これは知りませんでした…。
この道を下って行けば浅尾沈下橋はすぐです!小さくですがもうすでに見えていますね!
周りの緑と仁淀川の青のコントラストがいいですねぇ!時間帯によってはもっときれいな仁淀ブルーを見ることが出来ます。川の真ん中部分は意外と深そうでした…。飛び込みたくなる気持ちはわかるけど、飛び込んで事故になることもあるので見るだけで満足しましょう!
小魚も泳いでいるのが確認できるくらい透き通ってる…!
橋の幅は車1台分。なのですれ違いそうになったら、他の車が通行するまで待つ必要があります。
このときは私たち以外に通行者はいませんでした。滞在時間15分くらいでしたが、通る人は誰もいませんでしたね。
橋を渡るだけじゃなく、仁淀ブルーをすぐそこに感じられる河原にも降りることが出来ます。
周囲には自然しかないため、写真を撮るにはもってこいの場所。夏になると鮎がとれるそうですよ。ちなみにラフティングも楽しめるみたいです。比較的通行量が少ないので、橋の上でゆっくり写真を撮影できました。ただ観光シーズンになると観光客同士で譲り合う必要がありますね。
片岡沈下橋は3度楽しめる
こちらの片岡沈下橋も浅尾沈下橋と同じく昭和49年に作られました。全長100m。橋がないと生活が不便なため、周辺住民の要望によって作られました。まあ川越えるのにも橋がないと遠回りしないといけないから、橋があると助かるよね。
浅尾沈下橋から東へ車で約5分ほどで行けるので、こちらも浅尾沈下橋と合わせて行ってみましょう!マップはこちらです。
普通の生活道路としても使用されていますが、この時も通行人は誰もいませんでした。駐車場?らしきスペースはありましたが、観光客が停めていいものかわからなかったので、とりあえず片岡沈下橋を通行することに。対向車が来ると通れないので、お互いに譲り合う気持ちが大事!
片岡沈下橋も眺めがいいですねぇ!青春映画に登場しそうな景色。ここで主人公とヒロインが…なんてシーンが想像できちゃいますね。こんなところで幼少期を過ごしていたら何か変わったのかな…とか思いつつひたすらこの景色を目に焼き付けます。
橋の上から仁淀川を眺めても良し、ちょっと離れたところから沈下橋と仁淀川を眺めても良し、河原に下りて仁淀川を眺めても良しとこの場所だけで3度も楽しめるのが片岡沈下橋の魅力です。
橋の上から眺める仁淀川。真ん中のほうは意外と水深が深いのかな?真下を覗き込むと落っこちてしまいそうで怖い…。同じ仁淀川なのでここでも鮎が釣れるそうですよ。インスタ映えのために訪れる人も多そうですね!
ついつい長居してしまいそうですが、次の予定があるためこの景色を惜しみつつ沈下橋を後にしました。
浅尾・片岡沈下橋まとめ
沈下橋は他にもありますが、個人的にはこの2ヶ所だけでも沈下橋&仁淀川の魅力を最大限に味わえる場所だと思ってます。
時間が無いけどなんとか沈下橋を観光したい…!
というときの参考にどうぞ。
沈下橋は地元の方が生活道路としても使用しています。なので「車を橋の上で長時間停める」なんてことはせず、マナーを守って観光・写真撮影をしましょう!危険なので飛び込みは絶対にやめましょうね。