花や植物の名前を調べられるアプリを5つ厳選しました。
外出しているときに「これって何の花なんだろう」「この植物の名前が知りたい」というときってありますよね。
ただわざわざ図鑑で調べるのも手間だし、そもそも自分が植物に詳しくもないので調べようがない…なんてときには、アプリ1つで簡単に植物の名前を調べられますよ!
花の特徴で検索できるアプリや、写真を撮影するだけでAIが解析してくれるアプリまであるので、花や植物が好きな方はアプリを1つインストールしておくと普段の生活がより楽しくなります!
基本的に無料で使えて、「iPhone」「Android」どちらにも対応したアプリを使い方とともに説明していきます。
メリット
花や植物の名前を調べるアプリってどんな感じ?
情報が悪用されたりしないか心配…と心配な人もいるかと思います。実際に使った感想としては、100%満足できるアプリはない!というのが正直な感想です。
まずはどんなことができるのが、そのメリットを紹介していきます。
知らない花をすぐに検索できる
アプリの最大のメリットはこれですよね。重たい図鑑を持ち運ばなくても「知らない花をすぐに調べられる」というのは非常に便利です!
散歩したりピクニックやハイキング、登山などをしている最中に綺麗な花を見つけたら、その場で花の名前や特徴を知ることができるのは、アプリならではの特徴です!
写真を撮るだけで花を検索可能
専門家の人がいなくても、スマホのカメラで花や植物を撮影するとAIが自動で解析してくれて、その花の名称や特徴を教えてくれます。
全てのアプリにこの機能が搭載されているわけではないですが、撮影するだけで疑問を解決できるなんてまさに時代の進歩です!
精度が低い…という課題はありますけどね。
植物が好きな人同士でつながれる
SNS機能が搭載されているアプリもあるので、綺麗な花の写真を撮った人に「いいね」したりコメントを残したりと、植物や花が好きな人同士でつながれるのも魅力的。
中には育て方などを共有できるアプリもあるので、植物の名前を調べるだけじゃなく、コミュニティとしての役割も期待できます!
近くに同じ趣味を持つ人がいない!という人からすれば、同じ趣味を持つ人同士で話せるのってめちゃくちゃ嬉しいですよね。
デメリット
アプリの数自体が少ない
植物や花を検索して調べられるアプリの数自体が少ないんですよね。花や植物の種類が多いので、アプリを作成する難易度も高くなり、なかなか作りにくいというのもあると思います。
またアプリがあったとしても、登録されている種類が少なかったりして実際に使っても
うーん、イマイチだわ…
ということも多かった印象です。ですがその中でもある程度レビューも多く、評価の良いものを紹介するようにしているので参考にしてみてください。
写真の解析精度が低い
まだまだAI技術自体が発展途上なので、確実に正しい名前を教えてくれるとは限りません。
「ヒマワリ」「タンポポ」など誰でも知っているようなメジャーな花なら高確率で正しく解析してくれますが、マイナーな花だと
これは明らかに違う植物でしょ…
と精度が不安定なのも事実です。アプリを使う人が増え、写真の枚数も増えていけばAIの精度も高くなっていくので、私たちとしては「アプリをどんどん利用する」というのが一番効果的な対策ですね。
花や植物の名前を調べられるアプリ5選
実際に使っておすすめできると思ったアプリを5つ紹介していきます。記事の最後には、この5つの中でも個人的に使いやすいアプリを2つ挙げているのでそちらもどうぞ!
Biome(バイオーム)
バイオームは花の名前だけではなくて生き物や昆虫の名前まで検索できるアプリです。写真を撮影するとAIが自動的に判定し、いくつか候補を提案してくれるのが最大の特徴ですね。
みんなが投稿し合うことで図鑑を完成させていくという、「みんなで完成させる図鑑アプリ」というところかな。
哺乳類や鳥類、昆虫なども投稿されているので、子供と一緒に使っても楽しめます。
しかも写真を撮影して調べるだけじゃなくて、「調べても良くわからなかった…」という場合には写真つきで質問を投稿できる機能まで備わっていて、わかる人がいればそれに回答してくれます。簡単に説明するならヤフー知恵袋のような感じですかね。
投稿を共有して「いいね」を押せたりするSNS機能もあります。
位置情報をオンにして使用する必要がありますが、マップ上に「ここにはこんな植物(生物)がいる」ということもわかるようになっているので、冒険感覚で使用しても面白いですよ!
100%正確ではないので、中には間違った情報が登録されていることもあります。
徐々にアプリの質も高まっているので、今後に期待のアプリです。
Biome (バイオーム) | いきものコレクションアプリ
BIOME INC.無料posted withアプリーチ
花判定機
花判定機は日本に生息している300種類以上の花に対応しているので、判別できる種類は少し少な目です。AIが搭載してあるので、写真を撮影するだけでその花が何なのか識別してくれます。
動作は軽くて使い方も簡単。
実際に使ってみると
こんな感じで5つほど提案をしてくれます。1番目にあるものが類似性の高い花なんですが、それ以外を見てみると全く違うものがリストアップされてますね…。「これだ!」と思う花を選択すると
花言葉を教えてくれました。花に関する詳細な説明はアプリ内ではなく、wikipediaの説明ページへと飛ばされる仕様です。
使勝手はいいんだけど、登録されている花の種類が少なく、また精度もイマイチなのでメジャーな花でないと正確な判定は厳しいかもしれません。
花判定機
Yasuhiro Nawachi無料posted withアプリーチ
シンプル植物リスト
シンプル植物シリーズでは花や雑草・樹木を調べられるアプリまで揃っています。植物の写真を撮って調べることはできませんが、
花の色・草丈などの項目を絞り込んで検索することが可能です。珍しい植物ではなく身近な植物を探すのに最適ですね。
たとえば、タンポポを探すために「花の色を黄色」「草丈を低い」で検索してみると6種類ほど候補が絞られて、その中に「カントウタンポポ」がありました!
植物全体の写真や花・草のアップ写真まであるので、目の前にある植物と見比べながら調べることが可能です。写真だけじゃなくて、植物について詳しい解説もついてますよ。
このアプリの作成者の方のブログも見ることができるので、気になる方はそちらもどうぞ!
シリーズにはいろんなアプリの種類があるので、自分の用途に合わせて使ってみましょう。
シンプル植物リスト〜山野草編〜
youichi machida無料posted withアプリーチ
この花は何ですか?
いろんな要素から花を絞り込んでいけるのがこのアプリのメリットです。登録されている花の種類は全部で1000以上!
ヨーロッパやアフリカ・日本を含めた東アジアの地域など分布図から花を絞り込んで検索できるので便利でした。
ただ写真を撮影して解析してくれるなどの主な機能を使うには、それぞれの機能を購入しなければなりません。
- フィルター:140円
- 広告除去:140円
- 観察記録:270円
- オフラインモード:270円
- 名前や科で検索:200円
- 写真を撮影して花を調べる:280円
無料版ではできることが限られるので、本格的に使いたいなら課金しないと難しいですね。
この花は何ですか?
Adrian Benko無料posted withアプリーチ
GreenSnap
「GreenSnap」は写真を撮影すれば何の花なのかAIが教えてくれるのはもちろん、植物好きな人と交流できるSNS機能も充実しています。花を調べられるアプリの中ではかなり評価の高いアプリですね。
この他にも最寄の花屋さんなどを調べることも可能です。ただ地方ではお店の登録数が少ないので使いにくいですが…。
植物好きな人専用のSNSという感じでもありますね。ただデータ通信料がかなり大きいのでそこは改善してほしい部分でもあります。
インスタ感覚で使っている人もいるので、「自分だけの植物アルバムを作成して他の人に見てほしい!」という人にもおすすめできます。
GreenSnap – 植物・花の名前が判る写真共有アプリ
DAITO, K.K.無料posted withアプリーチ
まとめ
この他には「Plant Net」「Plant Snap」というアプリもあるんですが、前者は日本語対応なし、後者はアプリ動作が重すぎて使いにくく実用性に欠けるので省略しました。
花や植物の名前を調べられるアプリは数自体が少なく、また写真をAIが判定してくれるとはいっても、その精度がまだ低いのでなかなか自分に合ったアプリを見つけにくいというのが現状ですかね。
ただ、この中でも実用的なのは
- Biome(バイオーム)
- GreenSnap
この2つでした。バイオームは動物も調べることが出来るし、なによりアプリの制作側が熱心にアップデートをされているので、使う人が増えれば増えるほど精度が向上していくのが良いですね。
GreenSnapは花を調べるだけじゃなくて、他の人ともつながりを持てたり、「植物版インスタ」という感じで同じ趣味を持つ人同士でコミュニケーションがとれるのもgood!
この記事ではiPhone・Androidどちらでも使えるアプリに限定して紹介しているので、各ストアでも自分に合うものがないか探してみてくださいね。